2011年4月28日木曜日

自作スピーカー②

Apple Universal dockと一世代前のiPod classicを買いました。
これで一応の完成。







スピーカーユニットのエージングもたぶんある程度進んだと思うので、
まずはそっちのレビューを。



Fostex FE83Enのバスレフ

8cmと小さめのフルレンジだけあって、中高音はキレイに出ます。
紙のコーンらしく、柔らかい音でアコースティックな音源はとても聞きやすいです。
女性ボーカル曲とかも柔らかい感じで聞けるのがよろしい。

でも、エンクロージャが小さく、バックロードホーンとかでもないので、
やっぱり低音はあんまり出ません。
低音の迫力を楽しむ曲だとちょっとイマイチかな。
やっぱりバックロードホーンとか大きなエンクロージャを作ると、
バランスもよくなっていい感じになるんだろうな~。



Fostex FF105WKのバスレフ

まず、FE83Enと比べて解像度が上な感じがします。
センターキャップが金属のせいか、高音がしっかりと分解されていて、
FE83Enのような紙っぽさもないです。
逆に言えば、FE83Enの手作りっぽい柔らかさがなくて、若干硬い音になってます。

エンクロージャが上記のものより大きいことや、
ユニット自体が大きいせいか、FE83Enに比べて低音もある程度出ます。
ちょうどバランスのいい感じ。

FE83Enのほうは聞く曲を選ぶのに対して、こっちは汎用性が高くて
オールジャンルで聞けるスピーカーになりました。


個人的には音はFF105WKのほうが好き。
でもたまにはまったり柔らかいFE83Enでも聞きたいな~っていう感じです。
見た目はFE83Enのほうがずっと可愛いので好きなんですけどねw

自作初心者の人に薦めるとしたら、FEシリーズの音とか見た目に惚れて!という理由でもない限り、
FFシリーズのほうが失敗がなくていいんじゃないかなーと思った感じ。

というわけで、初めての自作でしたが、同じお金を出して市販を買うのに比べても
劣らない音が出て、しかも他の人が持っていないものが出来るのが楽しいですね。
さすがに10万円を超えるような市販スピーカーと比べると、
音の完成度では劣っていると思いますが・・・、愛着も沸くので良い感じ。

なによりも見た目がかわいいのが気に入ってます。

置く場所が出来たらですが、もっと大きいエンクロージャの自作スピーカーを作ってみたいなー。

2011年4月4日月曜日

電力対策草案②

では、どのように原発を置換していけばいいか?
まず、日本の原子力への依存について考える。
2008年時点で、日本の年間消費電力は1150TWhほどだが、
そのうちの23%の265TWhが原発による発電だ。

つまり、この265TWhを置換出来れば可能ということになる。

その方策を考えてみる。

①住宅の自家発電
これについては、住宅への太陽電池設置が主な手段となるだろう。
標準的な設置モジュールは3kW/戸であり、その発電量は年間およそ3000kWh程度だ。
これを、例えば戸建ての80%に設置した場合、年間60TWhの発電量となり、
全体の5%を賄える。特に、夏の暑いときに発電が可能なところが良い。

ただし、これには現状、一家庭あたり150万円以上の出費が必要だし、
屋根の日当たりがよいことなども条件になってくるだろう。
ちなみに、30年間でパワーコンディショナーなどのメンテナンスコストも
考慮して、3kWあたり200万円とすると、kWh単価は、22円となる。
原発廃止を訴えるのであれば、個人で是非導入すべきだろう。
国の補助についても現状よりもさらに拡充して普及を推し進めるべきだ。

②節電
現在、関東地方では企業・個人問わず、必死の節電が行なわれている。
これはすばらしい成果を上げていて、東京電力の昨年度の予測に比べ、
時間によっては20%近くも削減出来ている。
この活動を全国に広げることが出来れば、
それだけでも原発はほぼ必要なくなるレベルだ。

ただし、現在は大口の電力消費者である企業の工場がストップしていたりと、
節電だけの成果で20%が達成出来ているわけではない。

今後は、照明のLED利用や、不要な電力消費を抑える各種ソリューションを拡大し、
現状の節電レベルを出来るだけキープするべきだ。

③大規模な再利用可能エネルギーでの発電
メガソーラー発電所というのはすでに日本でもいくつかあるが、
そんなレベルではなく、もっと大規模な発電所を作る。

これにはうってつけの場所がある。それは、福島第一原発周辺地域だ。
福島第一原発周辺の半径20km以内は、恐らくもう人が住めないか、
住むには覚悟がいる地域になるだろう。そして、その周辺での農業等は
事実上影響がなくなったとしても、心理的に買いたいと思う人はほとんどいないだろうから、
農業や観光などの産業では地域の復活はかなり厳しい。

だからこそ、その周辺をすべて国や東電が買い上げて、超メガソーラー発電所を作る。
風の条件が良いならば、風力発電を入れてもいいだろうし、
現状の技術で可能かは分らないが、放射能の除去性能が高いといわれるヒマワリを
栽培し、除染した後バイオエタノールを精製して発電する方法も考えられるだろう。
大規模な発電施設ならば、メンテナンス以外でその場所に立ち入ることは少ないので、
人体への放射線の影響は、他の産業に比べて大きく減るだろうし、
電気自体には放射能の影響は当然ないので、風評被害も0だ。
それに、当然原発の跡地ということで、送電設備は流用可能だろう。

もちろん、太陽電池等を作る工場やクリーン電力の研究施設を併設し、
福島周辺の雇用も創出する。
例えば20kmの半円(約60000ヘクタール)に太陽電池を敷き詰めることが出来れば、
年間35TWhほどの発電が可能となる。これは全国の消費電力の3%となる。
(逆に言えば、これだけあっても3%なのだが。)
この計画を原発のクリーンナップと平行して実施してはどうだろう。
ただし敷設費用は最低でも15兆円以上になるんではないかと思われる。
資金の回収には数十年が必要だろう。

しかし、私は「電気のふるさと福島」から、
「「クリーン」電気のふるさと福島」に生まれ変わって欲しいと切に思うのだ。

④電力事業の分散化
現状、東京電力などの大手電力会社がほぼ寡占状態にある市場に、
工場を持つ大企業やJ-Powerのような電力企業の参入を促進する。
新しく参入するということは、新規に火力or再生可能エネルギー発電の
発電施設を新設することになるため、日本全体での発電可能電力量が増加する。
また、多数の企業に発電施設を持たせることで、地震等でのリスクの軽減が出来るメリットもあるだろう。

目標とする発電量は年間100TWh(全体の8.5%)でどうだろうか?
ちなみに、この発電量を新設した発電施設を75%の稼働率で実現するにはおよそ1500万kW分の発電所が必要だ。


まとめとして、
①、③、④と合わせて実現できれば、全国の16.5%分となり、②で6.5%の節電が出来れば、
原発を無くすことが可能というわけだ。

このような指針を国が長期的なプロジェクトとして主導し、30年以内に完遂して欲しい。

ただ、現状ではこの計画ではkWh単価が10円を切ることはほぼ不可能だ。
太陽電池の大量生産・技術革新によるコスト削減や
他の再生可能エネルギーの開発、蓄電技術の開発は今までよりもさらに急務だ。